当社では、入社2年目の社員が1年間の軌跡を全社へ発表し、自らの歩みを振り返る「成長報告会」という取り組みを大切にしています 。新入社員へのエールも兼ねたこのステージを、全6回のシリーズコラムとしてお届けします。皆さんの成長のヒントとして、ぜひご一読ください。
第2回は、徹底した自己管理とタフなマインドで、未経験のAI領域に挑むエンジニアの成長ストーリーです
「休日はだいたいどこかで飲んでます。でも最近はジムを契約して、朝と夜の2回行くこともありますね」
入社2年目を迎えた社員が、1年間の軌跡を全社に向けて発表する「成長報告会」。
学生時代はロボット工学を専攻し、現在はCloud Apps Unitで活躍する瀬沼涼さんは、オンとオフを全力で楽しむライフスタイルを明かし、会場の空気を和ませました。
入社後、官公庁向けのWebアプリ開発を経て、現在は最先端の「強化学習」を用いた鉄道ダイヤ調整の最適化プロジェクトに携わる瀬沼さん。未経験の技術領域に飛び込み、着実に戦力へと成長していく彼の裏側には、1年目とは思えないほどの「プロフェッショナルな自己管理」と、少々のことでは動じないタフなマインドがありました。

第1章:立ちはだかる「専門用語」の壁。生成AIを駆使したキャッチアップ
瀬沼さんが現在直面している最大の壁は、AI・強化学習領域特有の「専門用語の多さ」でした。
今年の2月に現在のプロジェクトへ配属され、使用する言語も「Julia(ジュリア)」という未知のもの。日々の会話や資料の中に飛び交う専門用語を理解するだけで、膨大な時間がかかってしまう状況でした。
「一つひとつ先輩に聞いていると一生時間が経ってしまうので、私は生成AIをフル活用しています。『仕組みを分かりやすい例を出して教えて』と自分が得たい回答を引き出せるまで、AIを相手に壁打ちを繰り返しました」
質疑応答で「理解するまでにどれくらい時間をかけるのか?」と問われた瀬沼さんは、「深く追いすぎるともっと分からない用語が出てきてしまうので、いったん立ち止まり、30分以内にはある程度の理解に収めるようにしています」と回答。分からないことを放置せず、かつ時間を区切って効率的に知識を吸収していく独自の学習スタイルを確立していました。
第2章:「死ななきゃなんでもいい」。タフな精神力と圧倒的な自己管理
瀬沼さんの発表の中で、経営陣を含め多くの参加者を驚かせたのが、彼の「自己管理能力」の高さです。
「翌日のタスクを事前に整理し、計画的に業務へ取り組む習慣がつきました。また、フルリモート環境だからこそ、社会人としての生活リズムを意識し、運動習慣を取り入れて体調管理を徹底しています」
エンジニアの仕事は、予期せぬエラーや難解な課題に直面し、精神的なストレスを抱えることも少なくありません。プレッシャーにどう対処しているのかという質問に対し、彼は涼しい顔でこう答えました。
「極端に言うと『死ななきゃなんでもいい』と思っているんです。それが精神的な支えになっていますね(笑)」
このタフなマインドセットと、ジム通いによる体力作り。心身ともに自らをコントロールし、安定したパフォーマンスを発揮し続ける彼の姿勢は、まさにプロフェッショナルのそれでした。
第3章:「反骨精神」に火をつけるフィードバックと、仲間の存在
自身の課題を客観的に見つめる冷静さも、瀬沼さんの持ち味です。
頭の中にある考えを適切に言語化して伝えることや、現場全体の背景理解がまだ浅いことを現在の課題として挙げ、「結論から話すこと」や「業務の目的を意識すること」に日々取り組んでいます。
そんな彼が「心地よく力を発揮できる条件」として挙げたのが、「定期的なフィードバック」でした。
「定期的に改善点を指摘してもらえると、『やってやるぞ』という反骨精神に火がついて、すごいやる気が出るんです」
先輩社員や上長との定期的なミーティングでのアドバイスを成長の糧にしつつ、同期と互いの状況を共有して刺激を受け合う。適度なプレッシャーと安心感のバランスが取れたチーム環境の中で、彼は着実にステップアップを続けています。
第4章:次なる目標は「後輩の育成」。チームに還元できるエンジニアへ
入社からの1年で、JavaやPython、Juliaを用いた実装力から、Gitでのバージョン管理、そして何より「報連相」の基本を身につけた瀬沼さん。彼の視線はすでに、少し先の未来へと向けられています。
短期・中期的な目標として、既存コードの読解力向上とAI領域の深いスキル習得を掲げつつ、長期的な目標として彼が語ったのは「後輩育成への挑戦」でした。
「自分が先輩たちに支えられて得た知識や経験をもとに、今度は自分が後輩のサポートに取り組みたいです。相手に分かりやすく伝える力を磨き、チーム全体の生産性向上に貢献できるエンジニアを目指します」
おわりに:常に万全の状態でバッターボックスに立つために
瀬沼さんの発表は、技術力のみならず、ビジネスパーソンとしての姿勢そのものが高く評価されました。
HR責任者の門奈は、「翌日のタスク整理や運動による体調管理など、長く安定してパフォーマンスを発揮するための『プロフェッショナルな視点』を持っていることが素晴らしい」と称賛。また、生成AIを活用して疑問を放置しない学習姿勢も、これからのエンジニアにとって不可欠な要素だと語りました。
さらに長谷川社長は、瀬沼さんの体調管理の意識に触れ、熱いメッセージを送りました。
「ビジネスの世界では、常に万全の状態でバッターボックスに立ち続けることが何よりも重要です。ホームランを打ってもすぐ怪我をして休む選手より、コンスタントに安定して結果を出せるプロフェッショナルが求められます。その意識を1年目から持てていることは本当に立派です」
未経験の技術領域にも臆さず飛び込み、タフなマインドと自己管理能力でハードルを越えていく瀬沼さん。
スカイウイルには、彼のように自らを律しながら、新しい技術や挑戦を「楽しむ」ことができる若手エンジニアが多数在籍しています。
「プロフェッショナルとしての土台を築きたい」「最先端の技術領域で、仲間とともに高みを目指したい」——そんなあなたの挑戦を、私たちは全力で歓迎します!