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2026.04.02

【SW AI Seminar】先が見えないAI時代、キャリア予測は「無理ゲー」? 24歳の若きPMが語る、不確実な時代の歩き方

「次に何を学べば生き残れるのか?」「このままのキャリアで大丈夫か?」 生成AIの台頭により、自身のキャリアや失業への不安、仕事を奪われるというストレスを抱える人が増えています 。 毎週水曜日に開催されている社内セミナー『AI SEMINAR』。(※今回は特別日程で開催)本日は、AIソリューションユニットで自社プロダクト開発のPMを務める入社3年目、24歳の村岡侑馬が登壇しました 。 テーマは「AI時代だからこそ大切にしたい不確実な時代の歩き方」 。変化の激しい現代において、私たちが持つべきマインドセットと具体的なアクションプランについて語られた50分を凝縮してお届けします。

1. キャリア予測が「無理ゲー」な4つの理由

現代において、3年後や5年後のキャリアプランを緻密に描くことは不可能に近いと言えます 。その理由として、村岡は「方程式の変数が多すぎる」ことを挙げ、以下の4つの変数を提示しました 。

  • ・IT技術の異常な変革期:生成AIなど、ソフトウェアのAI進化スピードが異常であり、最前線のトップエンジニアや研究員でさえ予測を外す時代です 。
  • ・イノベーションの同時多発:フィジカルAI(ロボット)、XR、量子コンピュータ、核融合など、あらゆる分野で同時に技術革新の波が押し寄せています 。
  • ・世界と日本の情勢の移り変わり:不安定な世界情勢や日本の政治・経済の変化により、ルールそのものが明日変わってもおかしくありません 。
  • ・自分の現在地:無数の変数が動く中で、自分のこれまでのスキルをどう掛け合わせてポジションを確立するかを考える必要があります 。

しかし、歴史を振り返ると、高度経済成長期の農業機械化や、PCの普及期にも「仕事が奪われる」という不安はありました 。実際には雇用は「消滅」したのではなく、新しい産業へ人が「大移動」しただけです 。今の社会もまさに形を変える「脱皮」の期間なのです 。

2. 外への「答え探し」をやめ、自分の「適性」を知る

「とりあえず資格を取ろう」「Pythonを学ぼう」と、私たちはつい外の世界に正解の武器を探しに行きがちです 。しかし、今年必須だと言われたスキルが来年には陳腐化しているかもしれず、外の正解探しはキリがありません 。 そこで重要なのが、自分自身の「適性」に目を向けることです 。村岡自身は、自身の強みを以下の3つに棚卸ししました 。

  • ・俯瞰力:目の前のタスクをただ消化するのではなく、「何を目的にやっているか」と全体感を見て思考する力です 。
  • ・泥臭いコミュニケーション能力:綺麗なプレゼンで論破するのではなく、相手の温度感を感じ取り、認識がバッチリ合うまで泥臭く対話を続ける力です 。
  • ・胆力:誰もやったことがない未知の状況でも、「とりあえずやってみよう」と飛び込む決断力です 。

自分の武器がわからない時は、圧倒的な技術力を持つ先輩や目的思考に長けた上司との「身近な人とのポジティブな比較」を行うか、シンプルに「周りに聞いてみる」ことがおすすめだと語りました 。

3. キャリアプランは「地図」ではなく「方位磁針」でいい

緻密な地図(ルート案内)を描くことを捨て、「ざっくりこっちの方角に進んでいきたい」という「方向感(方位磁針)」を持つべきです 。 ジョン・クランボルツの「計画的偶発性理論」によれば、個人のキャリアの8割は予期しない偶発的なことによって決定されます 。村岡自身も、前職での突然の部署移管をきっかけに転職を決意し、現在のAIプロダクト開発のPMというキャリアに行き着きました 。 また、スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots(点をつなぐ)」の言葉通り、未来に向かってあらかじめ点を繋ぐことはできず、後になって振り返った時に初めて過去の点が繋がっていたことに気づきます 。ラーメン屋のアルバイト(俯瞰力)や見知らぬ人との旅行(胆力)といった過去の点が、現在のPMとしての強みに繋がっているのです 。

4. 明日から実践する3つのアクション

最後に、不確実な時代を歩くための具体的なアクションが3つ提示されました 。

  • ・強い点を打つ:目の前の仕事が雑用に見えることでも手を抜かず、「自分ならこう工夫する」というオリジナルの価値を乗せて全力で打ち抜くことが大切です 。
  • ・偶然を面白がる:予期せぬ異動やトラブルなど、コントロールできない偶然を「ラッキーな偶然」としてゲーム感覚で捉え、面白がることが重要です 。
  • ・迷わず手を挙げる:自分の方位磁針が指す方向にチャンスが来たら、「実力が足りない」と逃げず、胆力を持って飛び込みましょう。飛び込んだ先でしか新しい点は打てません 。

編集後記

未来が見えないからこそ、今この瞬間に集中できる 。予測して正解を探すのではなく、目の前のことに全力を注ぎ、強烈な「点」を打ち続けることで、数年後に素晴らしい「線」になる 。 今回のセミナーは、最新技術のキャッチアップに焦りを感じがちなエンジニアたちにとって、地に足をつけてキャリアを築くための大きなヒントになったはずです。

当社では現在、変化を楽しみながら共に新しいプロダクトを創り上げる仲間を募集しています。少しでも興味を持たれた方は、ぜひ採用ページも覗いてみてください。

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